肩こり
- デスクワークなどで長く座ると肩がこる
- 肩こりは持病だと思っている
- 肩こりがひどくなると頭痛や吐き気がして薬を飲む
- 目が疲れやすくなる
- 姿勢が悪いと言われることがある
肩こりの原因は筋肉の中の血流が悪くなることで筋肉中の酸素の供給が滞り、筋肉自体の機能が低下することで起こります。
筋肉の中には非常にたくさんの血管があります。
その血管が正常に働いて血液が滞りなく流れている状態であれば筋肉も元気に働いてくれますが、何かの原因で血管が押しつぶされたゴムホースのように縮んで血液の流れが悪くなると筋肉も元気がなくなります。
筋肉は本来柔らかく柔軟性が高いものですが、元気がなくなると固くなり柔軟性もなくなってしまいます。
この筋肉が固くなった状態を筋肉のスパズムといいます。この筋スパズムこそがこりの正体なのです。
首から両肩にかけて走っている僧帽筋という筋肉に、この筋スパズムが起こることが肩こり・首こりと呼ばれるものになります。
肩こりが起こる原因は?
では、なぜ肩こりは起こるのでしょうか?
それは首や肩まわりの関節の動きが悪くなることが決定的な原因です。
関節が動く範囲のことを関節可動域と言いますが、この関節可動域が狭くなる=関節の動きが悪くなることで筋肉が正常に伸び縮みできなくなります。
筋肉が正常に伸び縮みできなくなると、今度は筋肉の中の血管にも影響がでます。
筋肉が伸び縮みできなくなることで、当然血管も伸び縮みできなくなるなるので血液が運ばれにくくなります。血液は血管が伸びたり縮んだりすることで流れていくからです。
そうなることで最終的に筋肉自体が酸素不足になることで筋スパズム=こりが発生してしまうことになります。
肩こりの施術方法
肩こり・首こりを起こす原因である僧帽筋が常に正常に機能するために、それと関連する関節の動きを正常化します。
そのために最初に首や肩が正常に動いているかどうか可動域のチェックをします。
肩こりに関連する関節で一番重要なものが第一肋椎関節という関節です。
あまり聞き慣れない名前だと思いますが、胸椎(背骨)と肋骨をつないでいる関節の一つです。
この関節の上に前述の僧帽筋が乗っていますから、この関節が正常な可動域に戻ることで肩こりは解消されます。
また2番目に重要なのが肩甲骨です。肩甲骨は構造的には関節ではありませんが、機能的関節とも呼ばれ肩の動きに重要な役割を持っています。
この肩甲骨の正常な動きを妨げているのも筋肉のスパズムです。この肩甲骨周りの筋肉の状態を正しく評価してアプローチすることも大切になります。
しかし、施術を行う場合に首や肩甲骨回りの関節や筋肉だけを動かそうとしてもなかなか正常に動くようになってはくれません。
それはなぜかと言うと、体の土台となる骨盤に歪みがあれば、それ以外の関節も正常に機能してくれないからです。
当院では肩こりの施術の場合も根本的に治すために、骨盤の仙腸関節をチェックしその部分の施術を必ず行います。
マッサージやストレッチは効果があるのか?
マッサージやストレッチも筋肉をほぐして血液の流れを良くするという意味では有効ですが、その効果は一時的なもので、関節の動きが悪い状態が根本的にあるとまた元に戻ってしまいます。
当院では肩こりが根本的に改善するための施術を2段階に分けて行っています。
1番目にに関節の可動域を改善することで、そのためには土台になる骨盤から施術を行います。
2番目に筋肉の状態をMCR(Muscle Cell Release)で改善します。
こうすることで根本的な肩こりの改善を行うことができます。
大阪門真市まつもと鍼灸整骨院での肩こりの施術例はこちらからご覧ください。
もし、これらの施術例で該当するようなものがあったり、気がかりな点がございましたら当院までお電話にてご相談下さい。