太ももの外側の痛みやしびれ
- 太ももの外側が痛んだりしびれたりする
- 特に立っていたり歩くと症状がひどくなる
- 座ると症状は出なくなる
- 普段からコルセットやきつい下着を使用している
- ヘルニアと言われ注射や薬を飲んだが効果がない
このような症状でお困りではありませんか?
太ももの外側に出る痛みやしびれは、外側大腿皮神経障害かもしれません。
下肢症状はよく腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などにも出現するので、それらとの鑑別が必要なのですが、実際に画像上(MRIなど)の所見でヘルニアや脊柱管狭窄が見つかれば、病院では直ちにその診断名がつきます。
ところが画像所見がそうであったとしても、実際に出ている症状の原因が画像所見どおりではない場合が往々にしてあります。
例えば画像上のヘルニアが腰椎2番と3番の間から出ていたとします。本来ならこの部分のヘルニアなら太ももの前側から内側に症状が出るはずなのに、実際はふとももの外側に出ています。
そうすると病院で画像所見に基づき腰椎2,3間にブロック注射をしても効果が無かったり、またヘルニアの切除手術をしても治らなかったりするようなケースが出てきます。
要するに画像所見に則した治療を病院で行っても、期待したような結果が得られない場合が出てくると言うことです。
外側大腿皮神経障害とは?
それではブロック注射や手術で治らないようなものの原因は何かということになるのですが、その中のひとつに外側大腿皮神経障害があります。
腰椎の2,3番から出た神経が下肢へ下降していく途中で、大腰筋や恥骨筋などの筋肉がスパズムを起こすことでそれらの神経に対して締めつけを起こすと、「太ももの前側から外側にかけての痛みやしびれ」が出る場合があります。
これが外側大腿皮神経障害です。
要するにいくらヘルニアが見つかったところで、それが原因でなければ治療を行っても結果が出ないことは明白です。
ヘルニアは無症候性のものもあるので、それが原因で直ちに症状が出ない場合もありますから、手術を勧められた場合でも他に原因がないか調べることは重要です。
神経根に行うブロック注射は、行っても効果が無ければ逆にそれが原因ではないことを言い表しているので意義があります。
もちろん手術をしないと治らないケースもありますが、それはヘルニアの場合だと全ヘルニア中の3%しかありませんし、またヘルニアの位置と本来出るべき神経症状のエリアが一致した時と言えます。
門真市まつもと鍼灸整骨院での外側大腿皮神経障害に対する施術方法
外側大腿皮神経障害の原因は骨盤の中にある大腰筋や、股関節の前側にある縫工筋のスパズムによる外側大腿皮神経への締めつけが原因ですので、これらの筋肉に対してMuscle Cell Release (MCR)を行います。
この特殊な施術方法であるMCRを行うことでこれらの筋肉のスパズムが改善され神経への締めつけが改善されます。
また当院ではセルフトレーニングもお伝えしてご自身でも改善できるようにご指導させていただきます。
このような症状でお困りの方は、ぜひ当院までお問い合わせしていただければと思います。