変形性股関節・股関節の痛み
- 病院で股関節が変形していると言われた
- 歩く時股関節が痛む
- 歩く時にびっこをひいたり体が左右に揺れる
- 病院で手術が必要と言われたがしたくない
- 長く歩くと後で股関節が痛くなる
このような症状でお困りではありませんか?
変形性股関節症は赤ちゃんの時に股関節脱臼を起こしたことがあったり、成長期に股関節の発育が未熟なことで形成不全を起こすことで発症することが多いです。また、もともと臼蓋形成不全の方は後に変形性股関節症に移行する場合があります。
最初は歩く時に股の付け根が痛むくらいですが、ひどくなると安静時にも痛みが出るようになります。また徐々に股関節の可動域が制限されてくるので、靴下がはきにくくなったり前かがみがしにくくなったり、また和式のトイレができなくなったりなど日常生活動作にも影響が出てきます。
病院でレントゲン撮影をすると、軟骨がすり減って関節の隙間が狭くなっているのがわかります。ひどくなると骨棘といって骨の一部に異常な棘(トゲ)が増殖し炎症を助長します。
もともと骨盤(腸骨)が前傾するタイプの方に多く、そうなることで臼蓋の一定部分に集中的に圧がかかり続けることで臼蓋表層の軟骨がすり減ったり大腿骨の骨頭が扁平化したりします。
逆に骨盤が後傾するタイプの方だと股関節の臼蓋の前側にかかるストレスが大きくなり大腿骨を支える屋根の部分の軟骨がすり減ってきます。
軟骨がすり減ると股関節の可動域が徐々に制限されて動きが悪くなってきます。動きが悪くなると悪くなった分、筋力が落ちます。筋力が落ちることで股関節の体を支える支持能力が落ちてさらに痛みが出やすい状態になります。
股関節が変形することで発生する負のサイクル
実は股関節が変形することで怖いのは、放置しておくと変形がどんどん進んでいくことです。
股関節が変形 → 可動域の制限 → 筋力の低下 → 痛みの増強 → 更なる関節の変形
この負のサイクルに入ってしまうと、どこかでこのサイクルを断ち切らなければなりません。放っておくとどんどん変形が進み、痛みもそれに伴いエスカレートしていきます。
では、この負のサイクルから抜け出すためにはどうしたら良いのでしょうか?
変形性股関節症の当院でのアプローチ
変形性股関節症はレントゲン写真を見ると骨盤自体に歪みが出ています。
これは股関節が変形することで少しずつ骨盤自体も前傾あるいは後傾していくためです。
まずこの骨盤の前傾後傾に歯止めをかけることで、股関節の変形を抑止することができます。
当院ではAKA療法を用いて、骨盤が安定しやすいように施術を行います。そうすることで前述の負のサイクルを断ち切ることができます。
ただ注意しないといけないのは、すでに股関節の変形が進んでいる方は普通に立っているだけで骨盤はまた前傾したり後傾したりしようとしますから、定期的に骨盤のメンテナンスを行い骨盤の傾斜を維持し、さらに股関節の可動域が維持できるように股関節を動かす筋肉もケアする必要があります。また必要に応じてインナーマッスルや股関節を支持する筋肉の筋力トレーニングも大切になることがあります。
当院の変形性股関節症の施術例はこちらからご覧ください。
もし、これらの施術例で該当するようなものがあったり、気がかりな点がございましたら当院までお電話にてご相談下さい。