AKS療法とは?
AKS療法とは、人体の障害を解剖-運動生理学的に則って科学的に捉え、関節・筋肉・神経と順を追ってアプローチすることにより、痛みや運動障害など症状の原因を明確にして、ヒト本来の機能を引き出す、徒手技術です。
AKSは
Anatomy(解剖学)の A
Kinesiologic(運動生理学)の K
Science(科学)の S
の頭文字を取って、AKS療法と呼んでいます。
AKS療法の特徴
AKS療法ではまず最初に関節の施術から行います。
ヘルニアや脊柱管狭窄であっても、寝返りや起き上がりなどの動作時の痛みの原因は、ほとんどが関節(仙腸関節・肋椎関節など)が原因だからです。
関節の施術を行っても改善がみられない場合があります。関節の機能が改善したにもかかわらずまだ痛みが残っている場合、これは関節を動かしたり脊柱の弯曲性を作っている筋肉に原因があるので、次は筋肉に施術を行い弯曲性の改善や筋肉の機能改善を行います。
筋肉に施術を行っても改善がみられない場合もまれにですがあります。この時は神経に対するアプローチを行います。
AKS療法はこのようにして段階的に施術を行い、除外判断をしながら痛みの原因を明確にしていき、戦略的に痛みからの回復を行っていきます。