妊娠中の腰痛
- 安定期以降お腹が大きくなるにつれて腰が痛くなってきた
- 立っていても寝ていても腰が痛む
- 鎮痛剤や湿布薬は使うのが不安だ
- 施術を受けたいがどこへ行ったらよいか分からない
- 妊娠中の体のことをよく分かっている施術者に診てもらいたい
このようなことでお困りではありませんか?
妊婦中に腰痛を起こしやすい理由は、
① 母体の体重増加(10ヵ月で10キロ~11キロ位増える)
② 胎児の体重増加(概ね3.2キロ増え、この分が腰の前側にかかる)
③ 子宮底の拡大(9ヵ月になるとみぞおちの下2~3センチ位まで大きくなる)
④ ホルモンの分泌によって筋肉や靭帯が緩んでくる
にあります。
これらの原因によって、腰椎のバランスを妊婦さん自らが変化させて、自身の体重をバランス調整することで(バランス調整の仕方は人によって違う)腰椎の弯曲異常が起こります。
例えば、腰を曲げてしてバランスを取ったり、逆に腰を反ることでバランスを取ることをします。
これは胎児の成長をスムーズに行うために体が勝手に行っていることなので、ごく自然なことなのですが、妊娠中の腰にとっては無理を強いられることになります。
病院での治療は?
妊娠中なので当然レントゲンの撮影はできません。レントゲンを撮って腰椎の変化が確認できないと、医師ははっきりとした確定診断ができません。
ただ症状が出ているのは確かなので、それに対しては比較的安全なアセトアミノフェン(商品名カロナール 連用は×)や湿布薬を処方されます(中には薬は使わない方が良いと言う医師もいます)。
しかし重度の腰痛はこれで根本的に治ることはありません。
どういう治療が有効なのか?
腰椎は自然の状態では軽く前側にカーブをとった状態(前弯)になっています。
このことを生理的前弯といいますが、この生理的前弯の変化によって腰にどのような負担がかかっているかを見抜く必要があります。
そして尚且つ母体や胎児の体の状態を把握して、安心安全に治療を行う必要があるということです。
なぜ当院が妊婦さんの腰痛を安心・安全に施術することができるのか?
当院では以下のことを常に把握しながら施術を行っています。
① 腰痛の根本原因をレントゲン撮影をせずに正確に把握すること。
② 強い刺激や副作用を与えない。
③ 妊娠末期の禁忌肢位しついて熟知してそれに気をつけながら施術を行う。
当院で行っているAKA療法は画像診断に頼らず、妊婦さんの腰や骨盤の関節の動きに着目しています。
関節や骨の動きはレントゲンには写りません。なのでレントゲンよりむしろその動きが正常であるかそうでないかを把握するためのテストを行います。
そしてAKA療法は腰の関節や骨盤の関節(仙腸関節)といった動き自体が2,3ミリの関節を、ボキボキなどせずわずかな刺激でゆっくり動かす技術なので、妊婦さんや胎児にとっても非常に安心・安全な施術です。
また、妊婦さんにとって良くない姿勢である仰向けや右下で寝る姿勢を長時間に渡ってとることはありません。
当院の施術スタッフは仰向けや右下での臥位が妊婦さんの下大静脈を圧迫することを十分理解しているからです。
当院では仰向けで検査を行いますが1分もかかりませんし横向けでの施術時間も長くて5分~10分です。
もし、気がかりな点やご質問等がございましたら当院までお電話にてご相談下さい。
産後骨盤矯正についてはこちらをご覧ください。