2025/11/04【 交通事故 交通事故・むちうち 】
皆様、こんにちは。
大阪府門真市で交通事故の専門施術を行っている、まつもと鍼灸整骨院の院長の松本です!
当院では日ごろから交通事故の啓蒙活動を行い、知っておくといざという時に役立つ交通事故や健康に関する情報をブログやSNSを通じて定期的に発信しています。
今回は「ひき逃げ・当て逃げに遭った場合の対応」についてのお話です。
まず何よりも「落ち着くこと」が大切です
突然のひき逃げや当て逃げは、誰にでも起こり得る出来事です。
驚きや怒りで冷静さを失ってしまう方も多いのですが、まずは深呼吸して落ち着きましょう。
そしてすぐに 警察へ通報(110番) してください。
これは法律上の義務でもあり、後の保険対応においても非常に重要な手続きです。
警察が現場検証を行い、「人身事故」や「物件事故」として正式に受理されることで、ようやく保険会社が動くことができます。
加害者が見つかった場合
警察の捜査によって加害者が判明すれば、通常の交通事故と同じ流れになります。
つまり、加害者の自賠責保険や任意保険を使って治療費・慰謝料・通院交通費などの賠償を受けることが可能です。
加害者が見つからなかった場合の2つの選択肢
問題は「加害者が逃げたまま見つからない場合」です。
このようなケースでは、被害者の方が泣き寝入りする必要はありません。
主に以下の2つの方法で救済を受けることができます。
① 人身傷害補償保険(人身傷害特約)を使う
ご自身の自動車保険に「人身傷害特約」が付いていれば、加害者不明でも補償が受けられます。
この特約は、交通事故の被害者を守るための非常に“使える”保険です✨
自転車に乗っていたり、歩行中でも対象となるケースが多く、契約内容によっては 通院費・休業損害・慰謝料 までカバーできます。
また、過失割合に関係なく「実際の損害額」が補償されるのも特徴です。
② 政府の「自動車損害賠償保障事業」を利用する
もう一つの方法が「政府保障事業」の制度です。
これは、加害者が見つからない場合や、加害者が自賠責保険に加入していない場合に、被害者を救済するための制度です。
申請窓口は保険会社が代行してくれることが多く、手続きも比較的スムーズに行えます。
保障の内容は自賠責保険の基準に基づいており、
治療費・交通費・休業補償・慰謝料 などが支払われます。
ただし、車やバイクなど「物の損害(修理代など)」は対象外ですので、物的損害は自己負担または自身の車両保険を使うことになります。
被害後は早期の受診を!
事故直後は、強い痛みがなくても「後から首や手首、腰が痛くなってきた」というケースが非常に多いです。
ひき逃げ・当て逃げの被害でも、人身事故として警察に届け出を出していれば、自賠責基準の治療を受けることができます。
門真市の、まつもと鍼灸整骨院では、交通事故によるむち打ちや手足のしびれ、腰痛などに対し、専門の施術を行っています。
また、保険会社とのやり取りや、医療機関との連携、書類の書き方まで丁寧にサポートしております。
まとめ
ひき逃げ・当て逃げに遭った場合は、
1️⃣ まず警察に通報する
2️⃣ 人身傷害特約や政府保障事業を確認する
3️⃣ 早めに専門機関で身体の状態をチェックする
この3つをしっかり押さえることが大切です。
事故は予期せぬ時に起こりますが、知識があるだけで不安は大きく減ります。
もしもの時に慌てないためにも、日頃から保険内容を見直し、いざという時の相談先を把握しておきましょう。
交通事故に関するご相談や施術のご予約は、まつもと鍼灸整骨院までお気軽にお問い合わせください。
皆様の安心と健康を全力でサポートいたします!
投稿日:2025/11/04












