2025/09/24【 交通事故 交通事故・むちうち 】
皆様、こんにちは!
大阪府門真市で、交通事故専門の施術を行っている、まつもと鍼灸整骨院の院長の松本です。
本日は「むちうち」についてです。
交通事故で首を痛めることを、首の「むちうち」という言い方をします。
首の「むちうち」は正しくは頚椎捻挫や外傷性頚部症候群と言って、交通事故で衝突する時に首が鞭のようにしなることによって、首の骨以外の(筋肉や靭帯、神経など)組織を損傷する状態のことを言います。
既に経験済みの方もおられると思いますが、レントゲンで骨には異常がないにもかかわらず、それでも首が動かせない程痛かったり、夜も寝づらい程痛かったり、また腕がしびれたり等ということが症状としてあります。
また首には中枢神経や自律神経など神経も通っているので、頭痛やめまい、耳鳴りなどの症状が出ることもあります。
このようにむちうちは重篤な症状になりやすく、極めて治りにくい傾向にあるのですが、むちうちの症状が長引くのには理由があります。
頭の重量がおおよそ5~6キロあるのに対して、これを首や肩や背中の筋肉で支えているわけですが、頭を前に傾ければ傾けるほど首にかかる負担は大きくなり、最大で頭の重量の約5倍が首の筋肉にかかるようになります。
日常やお仕事などでパソコンを使うことが多かったり、スマホを使うときに下を向くことが多かったり、下を向いて行う作業が多かったりすると、首や背中の筋肉に知らず知らずのうちに負担をかけるため、なかなか治りづらいかもしれません。
また、むちうちをしっかり治さずに痛みが軽いからと言って放置しておくと、ストレートネックに移行しやすくなります。
ストレートネックは椎間板ヘルニアになりやすかったり、将来的に骨の変形を助長しやすくなるので、これも注意が必要です。
交通事故の治療期間は限られているので、その期間中はしっかりと事故専門施術を受けて治していく必要があります。
投稿日:2025/09/24