変形性膝関節・膝関節の痛み
- 病院で膝関節が変形していると言われた
- 歩く時に膝関節が痛む
- 階段を上り下りで膝関節が痛む
- 病院で手術をしないと治らないと言われた
- 手術をしたが痛みがぶり返した
このような症状でお困りではありませんか?

膝関節は太ももの骨である大腿骨とふくらはぎの骨である脛骨、そして膝のお皿と言われている膝蓋骨の3つで構成されています。
このうちの大腿骨と脛骨が膝関節の関節面を構成している骨ですが、この骨同士が当たる部分にある軟骨がすり減っていくことが関節の変形と呼ばれています。
ひどくなると軟骨が削れてしまい、その浸食が骨にまで至ることもあります。
膝関節は荷重関節で、股関節と同様に立位や歩行時に体重を支えないといけない関節です。
そのため荷重により容易に変形しやすい関節として知られています。
しかし同じように歩いていても変形しやすい人とそうでない人がいます。
体重が重いとそのぶん膝関節に負担はかかりやすくはなりますが、全ての体重が重い人が変形するわけではありません。
ではその違いは何なのでしょうか?
歩き方の問題

実は歩き方によって、変形を起こしやすい人とそうでない人に差が出てきます。
歩行には正常な歩行サイクルというものがあって、正常な歩行パターンから膝関節に負担をかけやすい悪い歩行パターンに変化することによって変形を起こしやすくなります。
人の正常歩行は、踵接地から始まって⇒足底接地⇒立脚中期⇒踵離地⇒足趾離地⇒遊脚中期⇒踵接地に戻る、というパターンを繰り返して歩行しています。
この中で特に重要なのが立脚期と言われる、踵接地から立脚中期までの足が地面に接地している時期です。
膝が変形してしまう方の多くはこの立脚期に、歩行周期が何らかの悪いパターンに陥ってしまっていて、膝の関節面に負担をかけてしまっているのです。
特に踵接地から立脚中期の歩行分析が必要

正常歩行は、まず踵から足が着く踵接地から始まります。
この時に膝関節はまっすぐに伸びきっている必要がありますが、膝が伸びきっていなかったり踵が地面に着かず足裏が着いているような状態だと痛みの問題が発生しやすくなります。
次に足裏全体が全体が着く足底接地になります。
足底接地は足首の角度が地面に対して90°になり膝は20°くらい曲がっている状態です。この時に足首90°が維持できなかったり、膝が曲がりすぎたり逆に伸びたままで20°を維持できない状態だと、痛みの問題が発生しやすくなります。
その次が立脚中期です。
立脚中期は足首90°はキープしたまま、膝はまっすぐに伸びた状態になります。この時に足首90°が維持できなかったり、膝が伸びなかったりする状態だと、痛みの問題が発生しやすくなります。
立脚期の3つのフェーズの中で特にこの立脚中期は重要で、踵接地から立脚中期への移行部分は特に詳細に分析する必要があります。
立脚中期に膝関節で何が起こっているのか?

足底接地から立脚中期までの間に起こっている事象の中で特に重要なのが広筋の収縮(働き)です。
広筋とは太ももの前側にある筋肉のことで、真ん中にある「中間広筋」と外側にある「外側広筋」と内側にある「内側広筋」の3つで構成されています。
広筋が収縮して働くことによって膝蓋骨(お皿)を固定して、さらに膝蓋骨を支点にして膝を伸ばすことができます。
しかし広筋の働きが悪くなり、膝蓋骨が固定できずに膝関節をしっかりと伸ばすことが出来なくなることによって、これが歩行時の膝の痛みの原因になったり、また変形の原因にもなります。
また広筋の働きの悪さは歩行時の股関節の安定性にも影響が出ます。
股関節もまた荷重時に体を支える大切な関節で、股関節を支え安定させる筋肉は股関節外転筋です。
広筋と股関節外転筋は連動して働き、広筋のうちの外側広筋がしっかりと働くことによって外側広筋の収縮が股関節外転筋に伝搬されて股関節もしっかりと荷重をとらえ安定するようになります。
ところが外側広筋の働きが悪くなると膝がしっかりと伸びなくなり、股関節の荷重や安定も得られなくなるため、膝の痛みは元より股関節の痛みも出やすくなります。
大阪府門真市の、まつもと鍼灸整骨院では歩行分析を行い、歩行時の膝や股関節の痛みの原因を調べて、その原因に対して施術アプローチ(山内流)を行っていきます。
また必要な方には正常歩行の指導を行い、痛みが出にくくまた変形が起こりにくい歩き方のトレーニングも併せて指導しています。
「膝(荷重)関節は消耗品だ」ということを、整形外科の先生はよく言われますが、軟骨がすり減ってしまう前に、正しい歩行を身につけることこそが、消耗しない関節にする近道だと私たちは考えます。
変形性の膝関節で歩行時や階段の上り下りの時に膝に痛みがある方は、一度ご相談ください。
























