2025/10/14【 交通事故 交通事故・むちうち 】
皆様こんにちは。
大阪府門真市で交通事故の専門施術を行っている、まつもと鍼灸整骨院院長の松本です!
当院では日頃から交通事故の啓蒙活動を行い、知っておくと「いざ」という時に役立つ交通事故や健康に関する情報をブログやSNSを通じて定期的にお届けしております。
今回のテーマは「弁護士特約について」です。
弁護士特約とは?
車の任意保険に加入する際、「弁護士特約」というオプションを見かけたことはありませんか?
これは、交通事故の示談交渉を弁護士に依頼する際、その費用を保険会社が負担してくれるという制度です。保険会社によって呼び方は多少異なりますが、仕組みはほぼ同じです。
通常、交通事故で双方に過失がある場合は、保険会社同士が示談交渉を行います。ところが、こちらに過失がまったくない、いわゆる「もらい事故(過失0)」のケースでは、自身の保険会社は交渉に関与できません。
そのため、被害者自身が直接、加害者側の保険会社と交渉しなければならなくなるのです。
被害者が困る理由
相手側の保険会社は、交通事故の示談交渉のプロです。
被害者が法律の知識を持たずに交渉を進めると、本来受け取れるはずの慰謝料や治療費が減額されてしまうケースも少なくありません。
また、交渉の過程で精神的なストレスを感じたり、言いくるめられて納得できないまま示談してしまうこともあります。
そういった時に強い味方となるのが、弁護士特約です。
弁護士が代理人として間に入ってくれることで、公正な基準で賠償金の計算や交渉を進めてくれます。
特に治療に専念したい時期に、煩雑な手続きや相手方とのやり取りを任せられるのは大きな安心です。
任意保険に入っていない相手の場合も
もし加害者が任意保険に入っていなかった場合、被害者は「自賠責保険」に対して自分で請求を行う必要があります。
この手続きも専門的で時間がかかるため、弁護士に依頼すればスムーズに進めることができます。
このようなケースでも、弁護士特約を利用すれば自己負担なしで対応してもらえることが多いのです。
費用とメリット
弁護士特約の費用は、年間わずか2,000~3,000円程度。
しかも、特約を利用しても保険の等級(翌年の保険料)は下がりません。
「万が一」の時のために、これほど心強い特約はなかなかありません。
交通事故の経験がない方ほど、ぜひこの機会にご自身の保険内容を見直してみてください。
まとめ
交通事故は、いつどこで起こるか分かりません。
「自分は安全運転だから大丈夫」と思っていても、もらい事故のように避けられないケースもあります。
そのような時に、弁護士特約に加入しているかどうかで、その後の対応や精神的負担が大きく変わります。
もし「うちの保険、弁護士特約入ってたかな?」と思われた方は、ぜひ一度ご確認ください。
また、加入の方法や内容が分からない方は、当院では信頼できる保険代理店とも提携しておりますので、お気軽にご相談ください。
交通事故に遭われた方が少しでも安心して治療に専念できるよう、私たちが全力でサポートいたします!
投稿日:2025/10/14