2025/11/27【 交通事故 交通事故・むちうち 】
皆様、こんにちは。
大阪府門真市で交通事故の専門施術を行っている、まつもと鍼灸整骨院の院長の松本です!
当院では日ごろから交通事故の啓蒙活動を行い、知っておくといざという時に役立つ交通事故や健康に関する情報をブログやSNSを通じて定期的に発信しています。
交通事故に遭った経験がないと、聞き慣れない言葉が多く不安になりますよね。その中でも、治療費や慰謝料などの賠償金に大きく関わってくる重要な概念が「過失割合」です。
今回は、この過失割合についてできるだけ分かりやすく解説していきます。
そもそも過失割合とは?
交通事故では、自損事故を除いて当事者が複数存在します。その双方にどれくらいの注意義務違反(責任)があったのかを数値化したものが「過失割合」です。
例えば、
自分 3:相手 7
自分 2:相手 8
自分 0:相手 10
といった具合です。割合が小さいほど被害者側、大きいほど加害者側になる、と一般的には理解されています。
なぜ過失割合がそんなに重要なのか?
それは「受け取れる賠償額が変わる」からです。
例えば、交通事故によって総額100万円の損害が発生したとします。
自分の過失が0割の場合
➡100万円すべて受け取れる自分の過失が3割の場合
➡100万円 ×(1−0.3)=70万円しか受け取れない
つまり、過失割合が1割違うだけでも、賠償金が10万円単位で変わる可能性があるということです。事故が大きくなればなるほど、この差は重大になります。
どうやって決まるの?
通常は保険会社同士が、過去の判例や事故状況、道路交通法に基づき話し合って決めます。
信号無視
一時停止無視
追突事故
脇道からの飛び出し
右折・直進の接触
など、事故の形によってある程度の基準が存在します。
しかし、ドライブレコーダー映像、現場写真、警察の事故証明、目撃証言などによって評価が変わることも珍しくありません。
「納得できない!」そんな時は?
過失割合に不満があっても、ご自身だけで保険会社に交渉するのは難しい場合があります。
そのようなときは、弁護士特約を利用して専門家に相談することも選択肢の一つです。特約が付いていれば、自己負担なしで相談できることが多いです。
まとめ
✅ 過失割合とは、事故の責任割合を数値化したもの
✅ 賠償金の金額はこの割合で大きく変わる
✅ 証拠が重要!ドライブレコーダーは大きな味方
✅ 納得できなければ専門家へ相談を
交通事故は、ケガの痛みだけでなく、手続き面での精神的ストレスも大きいものです。
当院では、施術だけでなく保険や事故対応についてのご相談も承っております。分からないことがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
今週も安全運転でお過ごしくださいね。
大阪府門真市の、まつもと鍼灸整骨院でした!
投稿日:2025/11/27












