2015/08/02【 その他 】
門真市の、まつもと鍼灸整骨院の生田です。
運動する前にストレッチや準備体操など、ウォーミングアップをする人は多いと思います。しかし、運動後のクーリングダウンを行う人はどれくらいいるでしょうか。今回はクーリングダウンの効果を紹介します。
運動終了後は呼吸が深く、また速くなり二酸化炭素が過剰に排出されることにより血液がアルカリに傾き筋肉が痙攣したり、血圧が下がったりする可能性があります。ダウンを行うことにより二酸化炭素の過剰な排出が抑えられます。又、急に運動をやめ、筋肉の動きを停止させると血流の流れにも影響が出ます。心臓へ帰る血液の流れが減少することにより心拍出量、血圧の低下が起こり心虚血状態になり、失神することもあります。そのほかには、運動による乳酸の蓄積は筋疲労の大きな原因となりますが、ダウンを行うことにより乳酸の発生を抑えることができます。
ちなみにダウンを行う時の運動の強さはその人の持てる強さの30%位が理想と言われています。
投稿日:2015/08/02