2014/08/10【 その他 】
門真市の、まつもと鍼灸整骨院です。
当院に来院される肩こり・首こりを主訴とされる患者さん多くは、自分が猫背であることを自覚しています。そして顎を突き出した感じで首が前に出ています。このような姿勢は、首・肩・背中の筋肉が緊張するだけでなく、内臓を圧迫したり、呼吸が浅くなったり等、様々な悪影響を及ぼします。
試しに皆さんは次のようなことができるでしょうか?
まず、壁に踵とお尻を付けます。次に左右の肩甲骨をつけます。最後に後頭部をつけるのですが、顎を突き出し頭頂部近くをつけるのではなく、しっかり顎を引いて後頭部の出っ張っているところを付けるようにして下さい。
結構頑張らないと付かないのではないでしょうか。
しかし本来、まっすぐ正しい姿勢で立つことが無駄な筋力を使わない、頑張らなくてもいい立ち方のはずです。
因みに、正しい姿勢で立ち軽く指先で後ろの太ももを触ってみてください。そして次に少し前に体を傾けて後ろの太ももの緊張(硬さ)を比べてみてください。また、逆に前の太ももを触って、正しい姿勢と後ろに体を傾けた状態を比べてください。体が傾いていると無駄に筋力が使われていることがわかるでしょう。猫背で首が前に出ていると、首の後ろや肩の筋肉が伸ばされ、緊張することになります。そして、胸やお腹の筋肉は縮みます。
関節においては正常な働きを失い、可動域が低下します。本来関節には、車のハンドルのような遊びがあるのですが、、引っ掛かりができ動きが悪くなるのです。この関節を本来の動きに戻すのがAKA療法なのです。関節が動くようになると、筋肉も本来の動きができるようになってくるということです。
それでも以前と同じような姿勢を続けていると、同じことの繰り返しになるのですが…。
投稿日:2014/08/10