2015/03/03【 交通事故・むちうち 】
門真市の、まつもと鍼灸整骨院の松本です。
交通事故で四肢関節(手や足)の負傷後のリハビリで重要なことの一つに、いかに負傷した関節の可動域が元通りに戻り、以前の機能を取り戻せるかがあります。そこで、どれだけ元に戻ったかを確認するためには、最初にその関節の角度を計測しておく必要があります。そしてリハビリを継続して行い定期的に計測を続ける必要があります。
各関節には正常な可動域があり、これは日本整形外科学会や日本リハビリテーション学会で定められています。後遺障害を認定する医師はこれを元に正常な可動域と負傷した関節の可動域を比較して、その等級を決める判断の材料にします。
このように関節の可動域を計測することは非常に大切なことであり且つ必要なことなのです。もし皆さんが後遺障害に認定されるかもしれないようなおケガであればさらに重要な意味を持つことになります。皆さんが通っておられる病院や整骨院はきちんと角度を測ってくれていますか? そしてその重要性や経過をきちんと説明してくれていますか?
投稿日:2015/03/03