テニス肘・肩の痛みを訴える患者様の改善例
2016/02/23【 肘の痛み・テニス肘 】
門真市の、まつもと鍼灸整骨院の生田です。
先日、右の肘と肩の痛みを訴える患者様が来院されました。肘の痛みは、ペットボトルのキャップを開けたり何かを掴んで持ち上げるときに痛みが出る。肩は、外転(腕を横に広げていく)方向に挙げていくと90度くらいのところで痛みが出てくるが、我慢して上まで上げることができ、ほかの方向には挙げていっても痛みは出ない。という感じのものでした。両腕を上げて万歳してもらうと右の腕を上げることはできますが左に比べるとしっかりと耳の横までは近づけることは出ません。肘は、タオルを絞ってもらうと肘の外側に痛みを感じ、手の甲を上にして物を持ってもらうと同じところに痛みが出て、手のひらを上にして同じものを持ってもらっても痛みは出ませんでした。この患者様はバトミントンをされています。いわゆるテニス肘(上腕骨外側上顆炎)というやつです。テニスボールをバックハンドで打つとその衝撃が肘に来て痛みが出てくるもので、バトミントンでも当然起こります。骨盤に関しても動きが悪いサインが出ていました。そこでAKA療法で骨盤(仙腸関節)の動きを出し、肩・肘周りの関節を動かすと痛みが取れてしまいました。取れてしまいました、というのもおかしな感じがしますが、肩などは特に一回の施術では痛みが軽減したり、可動域が増えたりしますが、すっきり痛みが取れてしまったようです。確かに痛みが出だしてから一週間くらいで来られたのと、それ以前に痛みが出たこともなかったのが良かったのでしょう。しかし骨盤の動きが安定するのにもう1~2回は通っていただくようにお伝えしました。今回の痛みの期間は短くても、以前に痛みがあり一度痛くなくなったが又痛くなってきた。と言う様な場合やその様なことを繰り返している場合は、痛みのない期間は治っているわけではなく体のずれは進行しているということなので治療期間も伸びるし痛みも大きくなってきます。できるだけ早めに治療を始めましょう。
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